めざそう!アクティブシニア のばそう!健康寿命
介護予防とは、いつまでも自分らしくいきいきと暮らすための生きがいづくり・健康づくりのことです。仙台市では11月を「介護予防月間」とし、1か月間を通して市内で様々なイベントを開催します。
未来に向けて、健康のことを考えてみませんか?
介護予防月間オープニングイベント
元気力アップフェスティバル
仙台市では11月を「介護予防月間」とし、1か月間を通して市内で様々なイベントを開催します。
11月6日(日)は、シルバーセンターを会場にオープニングイベント「元気力アップフェスティバル」を開催いたしました。
当日はお天気も良く、延べ1,500名もの沢山の皆様にご来場いただきました。
【交流ホール】
○講演会「認知症の人とともに希望を持って暮らし続けられるハッピーな地域づくりをめざして」
(10:00~11:30)
講師:谷本 裕香子 氏(東北工業大学 認知症の人と環境研究所 所長)
わいわいハッピー劇団
認知症という病気への理解・対応の仕方について、認知症のご本人と地域住民の視点から、明るくテンポの良い演劇で分かりやすく伝えていただきました。
講演では、認知症の人を含めたすべての人が自分らしく暮らせるための環境づくりについて、様々なデータや国内外の先進的な参考事例を交えながらお話しいただきました。
○講演会「聴いて、かだって、今日も元気!!」
(13:30~14:30)
講師:藤沢 智子 氏(tbc Az 株式会社 代表取締役社長)
元気に過ごすためには、人の話を聴くこと・人と話をすること、がとても大事であり、心身の健康増進につながるというお話をいただきました。元アナウンサーである講師がお勧めする仙台弁を織り交ぜながらユーモアあふれる内容でお伝えいただきました。
【3階】
○膝痛・腰痛予防!健康いきいき運動教室(10:30~11:30)
○理学療法士によるフレイル予防講座(13:30~14:30)
トレーニング室にて午前は宮城県柔道整復師会による「膝痛・腰痛予防!健康いきいき運動教室」、午後は宮城県理学療法士会による「理学療法士によるフレイル予防講座」を行いました。毎年とても人気のある講座で、今年も事前募集で定員となりました。講話や実技を通して介護予防の大切さを感じていただけたようです。
※フレイルとは
加齢により心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながり)が低下した状態を
「フレイル」と言います。
健康な状態と要介護状態のちょうど真ん中の状態で、多くの人が健康な状態から
このフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。
【6階】
○シニアのためのビューティーセミナー(10:00~11:00)
○健康マージャン入門講座(13:30~15:00)
午前は、60歳以上の方を対象に「シニアのためのビューティーセミナー」を行いました。スキンケアの基本に関する講話や眉メイクの実技指導も行われました。
午後は、未経験者を対象とした健康マージャン入門講座を行いました。
終了後、参加者から「とても楽しかったです」「これからも続けたい」などの感想が寄せられました。
メイクすることで気持ちが前向きで元気になったり、頭を使いながら仲間づくりやコミュニケーションにもつながる健康マージャン、いずれも皆さま楽しく体験しながら受講していただけたようです。
【7階・2階・1階】
○各分野の専門職による無料相談や測定(10:00~15:00)
7階では、医師による健康相談、歯科医師による歯とお口の相談、薬剤師によるお薬と健康についての相談や各種測定、栄養士による栄養相談、看護師による健康相談や各種測定、理学療法士による運動機能チェック、柔道整復師による健康相談と骨密度測定、仙台市地域包括支援センターによる高齢者の総合相談などを行いました。
この他、1階アトリウムでは、仙台市シルバー人材センターの紹介コーナー、杜の都のおトク体操コーナー、仙台フィンランド健康福祉センター事業創成国際館のパネル展示、仙台市老人クラブ連合会の活動紹介を行いました。
また2階相談室では認知症の人と家族の会宮城県支部のもの忘れ相談、福祉用具展示室では福祉用具の展示・相談や情報提供を行いました。
各分野の専門職が一堂に会する貴重な機会ですので、多くの皆さまがそれぞれ興味のあるブースに立ち寄っていただきました。
今年度もコロナ禍での開催となりましたが、ご来場いただいた皆さまには、感染症拡大防止対策にご協力いただき誠にありがとうございました。
シルバーセンターいきがい推進課交流啓発係
TEL022-215-3170 FAX022-215-4140