めざそう!アクティブシニア
のばそう!健康寿命
介護予防とは、いつまでも自分らしくいきいきと暮らすための生きがいづくり・健康づくりのことです。仙台市では11月を「介護予防月間」とし、1か月間を通して市内で様々なイベントを開催します。
未来に向けて、健康のことを考えてみませんか?
介護予防月間オープニングイベント
元気力アップフェスティバル
仙台市では11月を「介護予防月間」とし、1か月間を通して市内で様々なイベントを開催します。
11月12日(日)は、シルバーセンターを会場にメインイベント「元気力アップフェスティバル」を開催いたしました。
当日は厳しい冷え込みの中でしたが、延べ1,370名もの皆さまにご来場いただきました。
【交流ホール】
◯講演会「つながりと役割で健康寿命をのばす」(10:00~11:30)
講師:加藤 清也氏(㈱AiNest代表取締役、Open Villageノキシタ村長)
講師が村長を務める「Open Villageノキシタ」(宮城野区田子)の取り組みをお話しいただきました。様々な世代と交流する中で、イキイキとしている利用者の方の様子が紹介されました。人とのつながりや自分の居場所を持つことが、健康寿命を伸ばすことに繋がるということを、実例を通して学ぶことができました。
◯コンサート「耳から楽しむ芸術の秋♪吹奏楽コンサート」(14:15~15:00)
演奏:フローリッシュウインドオーケストラ
泉区を中心に活動している吹奏楽団の皆様に、演奏していただきました。聞き馴染みのある曲を中心に演奏してくださり、途中手拍子をしたり、歌を口ずさんでいる方もいらっしゃいました。生の演奏はとても迫力があり、「心も満たされた」という感想をいただきました。
【3階】
◯膝痛・腰痛予防!健康いきいき運動教室
(10:30~11:30)
◯理学療法士によるフレイル予防講座
(13:30~14:30)
トレーニング室にて、午前は宮城県柔道整復師会による「膝痛・腰痛予防!健康いきいき運動教室」、午後は宮城県理学療法士会による「理学療法士によるフレイル予防講座」を行いました。今年は定員を30名に増やして行い、多くの方に運動習慣の大切さを知っていただくことができました。
※フレイルとは
加齢により心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながり)が低下した状態を「フレイル」と言います。
健康な状態と要介護状態のちょうど真ん中の状態で、多くの人が健康な状態から、このフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。
【6階】
◯スマホを使いこなそう!入門+α講座
(10:00~12:00)
◯健康マージャン入門講座
(13:30~15:00)
午前は、「スマホを使いこなそう!入門+α講座」を行いました。基本操作に加え、音声入力やQRコードの読み込みなども教えていただきました。今や生活必需品となったスマホに、皆さまの関心もとても高いようでした。
午後は、未経験者を対象とした「健康マージャン入門講座」を行い、50名以上の方に参加していただきました。同じ卓の方同士で教え合うなど、和気あいあいと楽しんでいる姿が印象的でした。「脳トレになった」「頭の体操になった」という感想もいただきました。
【7階・2階・1階】
◯各分野の専門職による無料相談や測定(10:00~15:00)
7階では、各分野の専門職が一堂に会し、相談会や測定を行いました。
・歯科医師・歯科衛生士による歯と口の健康相談
・薬剤師による薬と健康の相談会と測定
・栄養士による栄養相談
・看護師による健康相談や各種測定
・理学療法士による運動機能チェック
・柔道整復師による健康相談と骨密度測定
・仙台市地域包括支援センター連絡協議会による高齢者の総合相談
・仙台市地域包括ケア推進課によるICTを活用したフレイルチェック
この他、2階相談室では認知症の人と家族の会宮城県支部のもの忘れ相談、福祉用具展示室では福祉用具の展示・相談や情報提供を行いました。
1階では、仙台市シルバー人材センターの紹介コーナー、仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクトのパネル展示、仙台市老人クラブ連合会の活動紹介、健康マージャン体験コーナーを行いました。また障害福祉サービス事業所ビッグママの「おいしいパン屋さん」にも出展いただき、パンや焼き菓子等の販売をしていただきました。
各ブースに来られた方は、普段できない測定をしたり、専門職の方からアドバイスをいただいたりして、これからの生活に活かしていこうと意識されたようでした。11月の介護予防月間が終わっても、ご自身の健康や介護予防へ関心を持ち続けていただければと思います。
シルバーセンターいきがい推進課交流啓発係
TEL022-215-3170 FAX022-215-4140